看護師

看護師になるためには?事前に知っておくと為になる話

こんにちは!皆さんは看護師という職業をどのくらい知っていますか?

おそらく看護師という職業を知らない人はいないと思いますが、実際に看護師についてのことを聞かれるとなかなか答えられる人は少ないんじゃないでしょうか。

そのため、看護師を目指している学生さんや看護師に興味のある方の中には

  • 将来、看護師になりたいけど、どうしたらいいの?
  • 看護師はどんな仕事をしているの?
  • 看護師の給料って本当に高いの?
  • 看護師になることでのメリットやデメリットは?

などと、様々な疑問があると思います。

あなたがこの記事を読むことでわかること

  • どうすれば看護師となれるかが分かる
  • 看護師が実際に働いている現場を知ることができる
  • 看護師の仕事内容を知ることができる
  • 看護師のメリット・デメリットが分かる

これらのことが分かるようになります。

実際にこれらのことを分かりやすく必要な情報だけを省略して説明していきますが、それでも一つの記事だけでは長くなってしまうので、いくつかの記事に分けてお送りしていきたいと思います

それではまず看護師と准看護師について説明していきます。

正看護と准看護師に分けられる

まず、看護師には正看護師と准看護師との2種類に分かれます。「准看護師」という言葉は、ちらっとは聞いたことがあるのではないでしょうか?

看護師のこともそうですが、ここでは将来看護師を目指すにあたって、准看護師のことも知ることで、将来、看護師だけではなく、准看護師も選択肢の一つとして考えることもできるのではないかなと思います。

実際、准看護師の人数は減少傾向にありますが、正看護師一択だけだった選択肢を増やすことは、あなたに合った将来のライフスタイルの選択により有意に働くと思うので、詳しく説明していきます。

看護師と准看護師との資格免許上の違いについて

看護師資格は厚生労働省が所管する医療系の国家資格であり、准看護師は都道府県が発行する資格を持ち、看護師の指示にしたがって業務を行うという違いがあります。

そのため、看護師は全国自由に働くことができますが、准看護師は結婚や引っ越しなど、本籍地が変わる際には役所に申請をしなければならない手続きがあります。同じ本籍内、県内であれば申請は不要となります。

法的位置づけにおける看護師と准看護師との違い

看護師、准看護師は「保健師助産師看護師法」というルールブックのようなものが法律で定められています。※以下「保助看法」と略します。

その保助看法(第 5 条・第 6 条)には
看護師は「傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする」准看護師は「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする」と規定されています。

ようするに
看護師と准看護師との法的位置づけでの違いは、業務を実施する上での、指示の必要性の有無となります。

仕事内容の違い

看護師  フリー素材 に対する画像結果

正看護師と准看護師で基本的な仕事内容にはそれほど差はないと思います。どちらも点滴や注射、採血、食事介助、排泄介助、手術の補助、カルテの記載などが日々の業務となります。
ただし先ほども説明したとおり、准看護師は「保助看法」により、医師・歯科医師又は看護師の指示を受けて業務を行うことが義務付けられています。そのため自分の判断で看護を行うことはもちろん、准看護師から看護師に指示をすることもできません。そこが挙げるとしたら仕事内容での違いとなるのではないでしょうか。

以下にそれぞれの違いを図で表しています。

 看護師准看護師
免許厚生労働大臣の免許都道府県知事の免許
      業「傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする」(法第5条)「医師、4歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定すること(傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助)を行うことを業とする」(法第6条)
業務独占あり(法第31条)あり(法第32条)
名称独占あり(法第42条の3)あり(法第42条の3)
入学要件高校卒業以上中学校卒業
年限3年以上2年以上
単位・時間97単位(3000時間)以上1890時間以上
出典:1)保健師助産師看護師法
   2)厚生労働省告示第 44 号「基本診療料の施設基準等の一部を改正する件」(平成 30 年 3
月 5 日)
   3)厚生労働省通知「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについ
て」(保医発 0305 第 2 号・平成 30 年 3 月 5 日)
   4)厚生労働省通知「看護師等養成所の運営に関する指導ガイドラインについて」(医政発
0331 第 21 号・平成 27 年 3 月 31 日)

准看護師の平均年収・給料

看護師と准看護師とでは、昇進や給料の違いもあります。准看護師は、国家資格である正看護師よりも給与水準が低いといわれています。
厚生労働省が発表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、准看護師の平均年収は約403万円。この年収には手当てや残業代、ボーナスを含んだ計算となります。
※以下に准看護師の平均を上げています。
年齢:約50.2歳
勤続年数:約11.6年
月給(手当て・残業代含む):約282,400円
賞与:約641,600円

参考サイト:令和元年賃金構造基本統計調査

そして、正看護師の平均年収は約483万円。すでに述べた准看護師の平均年収は約403万のため、年間で約80万円もの差があります。

正看護師の給料詳細は以下の通りです。
年齢:約39.5歳
勤続年数:約8.2年
月給(手当て・残業代含む):約334,400円
賞与:約816,300円

看護師と准看護師における昇進の違い


正看護師と准看護師には昇進の違いもあります。准看護師は正看護師へ指示ができないことから、部長や師長、主任(副師長)になれないのが一般的です。そのため管理職を目指す場合は、正看護師の資格を取得していることが条件という職場も少なくありません。
上の立場に立ちたい人は、必ず正看護師の資格を取らなければならないといっても良いでしょう。
病院によっても異なりますが、たとえ正看護師であっても、専門学校出身・大学出身の看護師かどうかにもよって、師長・副部長・部長へなれるかどうか影響があることもあります。

活躍できる職場の違い


正看護師と准看護師では、募集している病院にも違いがあります。准看護師を募集している医療機関は、安い賃金で雇えるという利点から個人病院やクリニック、介護施設での募集が多い傾向です。
一方、高い看護基準を目指している病院や高度な医療技術、救急時の対応が求められる大学病院などでは正看護師の募集がほとんどです。私の働いている病院でも准看護師は募集していません。
このように准看護師の採用は限られているため、自分が働きたい病院の募集状況を事前に確認すると良いでしょう。

以上で看護師と准看護師の違いについて説明していきました。上記のように、准看護師は給料の面や昇進の面、仕事内容の面、働く場所においても看護師と比較しややデメリットと感じてしまう場面があります。

しかし、以下のようなメリットもあるため、現在でも准看護師を目指す方はいます。

准看護師を目指すメリット

働きながら、資格の取得ができる
准看護師養成所に入学した方の多くが、病院で働きながら学校に通っています。(全日制:週3日程度、半日制〈平日の午後または夜間〉:週5日程度)働きながら学校生活を送ることは大変ではありますが、社会人入学者など、金銭的な側面でのメリットは大きいです。

最短2年で取得可能なため、期間も早く、費用も安くなる
平均的な学費は約200万円と言われていますが、奨学金制度が利用できるほか、学力が高い学生の場合は学費が一部免除となる制度があるなど、奨学金制度の種類は様々あります。

・正看護師を目指すこともできる
准看護師資格を取得後、希望があれば、正看護師免許を取得することが可能です。そのためには、進学課程のある学校に行く必要がありますが、准看護師の資格がない状態で入学するのと比較し早く看護師資格を取れるようになります。

実際に上のアンケートのように、働きながらの資格取得が可能であること、取得までにかかる期間や費用が小さいことが准看護師を選んだ理由として高いことが分かります。

厚生労働省医政局看護課調べによりますと、准看護師の就業者数は約34万人に上ります。看護師は約121万人ですので、看護職の5人に1人が准看護師ということになります。

社会的傾向では准看護師の正看護師への制度統一、つまり、准看護師制度の廃止が挙げられているそうです。しかし、それぞれにあった生活スタイル、ライフ設計はひとりひとり違います。あなたに合ったものはどちらか、「准看護師」も選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。

少し話はそれましたが、それではまた正看護師への話をしていきます。

看護師の具体的な仕事内容について

看護師の職場は様々あります。病院やクリニックなどが想像しやすいと思いますが、その他にも介護施設、保育所、学校、企業、個人宅(訪問看護)など多様なフィールドで働きます。それゆえに全国どこでも働き先があるという特徴もあります。また、看護師という職種ではありますが、職場によってその業務内容は大きく異なってきます。

医療施設に勤務する場合は、入院患者の看護を行う病棟看護師、外来診察をサポートする外来看護師、手術室で医師をサポートする手術看護師、救急患者に対応する救急看護師、入院患者の退院調整に特化しサポートを行う退院調整看護師など、施設規模や診療科によって役割はさまざまです。

訪問看護では、病気や障害のある人が、住み慣れた場所や家庭で療養生活を送れるよう、個人宅を訪問して看護を行います。訪問看護や介護施設での看護は、「2025年問題」からも分かるように、急速な高齢化によって病院以外での自宅などでの日常的な療養を必要とする人が増加していることから、今後ますますニーズが高まっている分野です。このニーズに対応するため、「特定行為」に定められた診療の補助は、手順書に基づいて看護師が行えるよう(医師による指示は必須)研修制度が開始されるなど、看護師の仕事の幅はますます広がりつつあります。

  • 若いうちは急性期病院に行ってバリバリ経験を積まないと!
  • 私はゆっくり患者さんを看護したいから慢性期病院がいいな
  • 地域密着型で地域の人々を肌で感じたいから訪問看護がいいかな。

などなど、働きたい場所は人それぞれ違いますし、その人に合った働き場所はいくらでもあります。そのため、実際の現場の様子を映像を通して見た方が、より働きたい場所をイメージしやすいと思ったので、是非下に貼ってあるリンクを参考にしてみてください。

看護師の職場における様々な看護の現場を、5分の動画と文章で紹介するサイト「キラリ! 看護のシゴト」。が日本看護協会より紹介されています。

看護師のやりがいについて

看護師のやりがいと言われて初めに思いつくのは、やはり患者が回復していく過程を見られたり、患者やその家族から感謝されたりするときは、看護師になってよかったと実感できる瞬間だと思います。また、チームで看護を行うことが多いため、支え合いながら難局を乗り越えられたときも、やりがいを感じられます。多職種と比較し給料が高めであることや、安定した給料がもらえるということも、やりがいを感じられる重要なポイントといえます。

一方で、人の命を預かっているという責任の重さや、業務の厳しさに対して、評価や収入が見合わないと感じる場合もあるようです。深刻な現場に立ち会うことが多く、些細なことも患者の命に関わるため常に注意力が必要で、精神的な負荷がかかりやすい職業でもあります。体への負担も大きく、夜勤のある二交代や三交代での勤務体制の場合は、生活のサイクルも乱れがちであるため、自身の健康管理も重要です。

簡単ではありますが、このような内容が看護師というものです。看護師の仕事は看護師の立場によっても、職場によっても、変わってくるため本当に多岐にわたります。この記事だけでは到底書ききれないため、是非上に貼ったリンクからそれぞれの役割について参考にしてみていただければ看護師についてより深く知ることができると思います。

また、日本看護協会より「看護職を目指す方へ」というページも作成されています。参考となる情報がありますので、是非ご覧になっていただければと思います。

次は実際に看護師になるルートについて書いていきたいと思います。
そこでは、准看護師についても併せて記載していますので、是非参考にしてみてください。
それではまた!

次の記事に続く・・・

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